グーとパー

  • 2012.05.16 Wednesday
  • 17:39
■グッパのわかれっこ。
先日、ネットをいつもの徘徊していたら、ここにたどり着いた。
グーパー。
チームを2つ作るときに、グーとパーを出しあって人員の割り振りをする、あのあれだ。
ルールは一緒なのに、実に様々な掛け声がある。
僕の住んでいる地方、及び出会ってきた人の中の最大公約数的な掛け声は「ぐっぱのわかれっこ」なのだが、
それすらこのwikiには掲載されていない。
そして、一回で決まらなかった場合は、略すことも多いらしい。
「ぐっぱのわかれっこ」だったら、
「わかれっこ!」
「っこ!」
「っこ!」
みたいな感じだ。
そもそも2つのグループに別れる時は五人以上。多い時には10人弱もの人々がグーとパー、等分に出さなくてはならないのだから、一回で決まることは少ない。
「っこ!」
「っこ!」
「っこ!」
「っこ!」「きまらねーなー!」「っこ!」「っこ!」「……決まった!?」
みたいな感じだ。
僕がここで、声を大にしていいたいのは、つまり、

……なんで、あいこ以降の、いわゆる2番が、みんなのところには、ないの…?

ということで、それが、今日の本題。


これは本当にローカルな話題なので、これを言うとおかゆの出身地がダイレクトにバレるかもしれないのだが、
白状すると、うちの地方…もっと特定すると、通っていた小学校でのぐっぱのわかれっこの掛け声は、
おそらく、かなり変わっている。
曰く、

「ぐみぐみしょーぶ!」

意味はそのまま「組み組み勝負」なのだろう。
もちろんこれで一発で決まればそれでいい。
でもかなりの確率で二回戦となる。
その時の掛け声はこうなる。

「ぐっとぱでしょーぶ!」

おそらくぐーとぱーで勝負と言っているのだけど、記憶のなかでは曖昧で、
というか、いくらやってもみんなが本当はなんて言っているのかわからなくて、
「くんだもんでしょーぶ」なのか「ぐとぱでしょうぶ」なのか、本当の歌詞はわからない。
そして、それでも決まらない場合は、三番の歌詞に移る。

「いいあいはなーし!」

言い合いは無し! 全て天運に任せるという、ある意味なんというか、自然任せのアミニズムあふれるというか土着信仰盛んというか、生きるも死ぬもすべてがお天道さんの決めること的な、豪放磊落な宣言のあと、

「おこりっこなーし!」

それに従う定めを受け入れろと来る。
感情的になるな。
あたかも渓谷にふく風がそそり立つ岩によって分かたれるときのように。
なあそうだろ、風はその時、文句の一つも言わないものだぜと自分に、そしてこの場の全員と示し合わせる。
なるほど、このぐみぐみしょーぶで出た結果に、うちの地方で文句をいう者はいなかった。
これでも決まらない場合は、一番の「ぐみぐみしょーぶ!」に戻って、以下、繰り返しとなる。
この掛け声には、独特の節回しがついていて、一番と三番が高く、二番と四番が低い掛け声になることも、奇妙さに拍車をかけているように思う。

なので、初めて外部の人々とこのグーとパーで別れるやつをやったときには、かなり戸惑った覚えがある。
グーとパーでなんとか…なら、亜種としてそんなものもあるのだろうなと、受け入れやすいだろうが、
このぐみぐみしょーぶは、まるで異質な掛け声なだけに、
「んっ!? ん!? いつ!? いつ出すの!?」というもたつきと、あと、なんか自分たちの掛け声変すぎ! 恥ずかしい! という思い、そして、

「ああ、もう、あの掛け声でふたグループに別れることなんて、二度とないのだな」

という寂寥感に、包まれたのも、いまはいい思い出である。

■12/05/24追記
同じ小学校出身の妹に確認してみたところ、
二番の「ぐとぱでしょうぶ」は、
「ぐんだもんでしょうぶ」で覚えていたとのこと。
そして意味は「わからない」とのこと。

これはおそらく「組んだ者で勝負」がなまったものではないかと考えられる。
つまり、「組んだ者同士で、これから勝負するんだからな」という意味ではなかろうか。
これなら、辻褄があう。

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